グッズの話(2)
★現在の状況
・どこまで深追いするか悩む
アクリルスタンドvol.1 購入:8 結果:5種/全8種
アクリルスタンドvol.2 購入:13 結果:7種/全8種
モーテル風キーホルダー 購入:8 結果:5種/全8種
扇子風キーホルダー 購入:8 結果:5種/全8種
コレクション缶バッジ 購入:8 結果:5種/全8種
トレーディングコースター 購入:32枚(16袋) 結果:15種/全16種
トレーディングカード 購入:18 結果:10種/全12種
トレーディングクリアファイル 購入:16 結果:6種/全8種
・ブラインドにつぎ込むのが初めてだから引きが良いのか悪いのかわからないけど、気持ち的には倍の数買ったら揃ってほしい でも揃わないんだよな~クリアファイルな~…
・メディコスさんのときの購入金額超えないようにしよ…と思って家計簿アプリを開いて計算し、えっこんなに使ってたんだっけ?となっています やはり複製原画の予備が効いている
・とりあえず倍までは買ってそのあとどうするか考えようという予定のはずが、所持数を正確に覚えてない状態で適当に買ったせいでトレーディングカードが超過してしまった
アクリルスタンドvol.1 購入:12 結果:6種/全8種
アクリルスタンドvol.2 購入:16 結果:7種/全8種
モーテル風キーホルダー 購入:16 結果:7種/全8種
扇子風キーホルダー 購入:16 結果:7種/全8種
コレクション缶バッジ 購入:16 結果:7種/全8種
トレーディングコースター 購入:48枚(24袋) 結果:16種/全16種
トレーディングカード 購入:26 結果:12種/全12種
トレーディングクリアファイル 購入:16 結果:6種/全8種たたむ
・アクスタ2とクリアファイルやっとやっと揃った…
アクリルスタンドvol.2 購入:24 結果:8種/全8種
トレーディングクリアファイル 購入:32 結果:8種/全8種
★グッズがほしい理由
①とにかく上条先生の絵が見たい(持ってない絵が何よりほしい、持ってるやつはより大きく広く見たい、きれいな印刷で見たい)
②KYOを物体として所有したり使ったり飾ったりする喜びを感じたい(物体としてのデザインや使い勝手飾り勝手がいいとうれしい)
③もしできれば吹雪とかひしぎとか村正さんとかがいたらさらにうれしい
※死ぬほど恋い焦がれていた超ロングイラストが去年①②③すべてを完璧に満たすクリアファイルとして手に入って成仏しちゃった感が少しある
★なんとなくグッズレビュー
検索よけしてないブログは当然検索にひっかかるのであんま正直に書きすぎるとあれかなと思って迷ってたけど、でもサイトならいいんじゃない?たぶん…。主に前述の「上条先生の絵を大きく広くきれいな印刷で見たい」観点です。 ※随時追記&推敲中
<アクリルスタンド類>
幸村アキラほたるのKC表紙絵がメディコスさんとプリカフェさんでかぶってるので比べてみたところ、色出しはほとんど変わらないように感じました。ただ、アクリルへの印刷って細い線の再現や淡い色のグラデーションがむずかしいのかも。アクリル系グッズ全般の傾向として、淡いグラデ部分はメディコスさんのほうが苦手っぽくて往年のインクジェットプリンタ感が目立つ。細い線はプリカフェさんのほうが苦手っぽくてちょっとジャギジャギしがち(なので大人数より単体のほうが絵が映える気が)。
メディコスさんのアクスタは絵が大きくて斜め配置なので存在感すごいし、スタンド部分が太極図でかつさりげなくテクスチャ入ってるとことかも好き!アクリルマルチスタンドはシンプルにかっこいいし絵のチョイスも好き!なので予備の予備まで多めに買ってました。
プリカフェさんのアクスタいい!コンパクトな作りで手軽に飾れるし、枠がないぶん元絵のすばらしさをストレートに味わえて好き!特にトラのピンがめちゃくちゃ良くて、めちゃくちゃ良く、めちゃくちゃ良いです。ゆやたん&狂さんもすごく綺麗でレア絵でうれしい。あとようこそ陰陽殿へをラインナップに入れてくださり本当にありがとうございます…。姫抱かれ村正さんの出演も感謝。
幅は公称80mmなんですけど、手持ちで一番広いのが77mm、一番狭いのが60mm。幅に恵まれてるやつだとたぶん史上最大範囲の絵が見えてて最高。37巻京四郎は「縦はKCなみ、横は文庫折り返し収録分より広い」って感じ、31巻ほたるは「縦はKCより広い、横は文庫折り返し収録分なみ」って感じ。このほたるの袖のとこめっちゃ迫力あってかっこいいのにKCだとロゴがかぶって目立たないの惜しすぎるから、全面見えるの助かる~!
※もともとKCは縦に広く横が狭い、文庫収録分は縦が狭く横に広い
プリカフェさんのアクリルジオラマ、KC19巻表紙大好きなのでうれしい!13巻14巻も構図の前後関係がはっきりしてるからジオラマ向き!17巻は今回クリアファイルにもなってるんですが、どっちも発色が微妙なのが謎。
公称サイズの140*95mmはパーツくり抜き前の枠の外寸で、組み立て時のサイズ感はバラバラかつ思ったよりかなり小さいです。くり抜かれたあとの枠のことちょっと持て余している。たたむ
<アクリルキーホルダー類>
プリカフェさんはモーテル風キーホルダー・扇子風キーホルダーともボールチェーンタイプで、チェーン別添えなの保管しやすくてありがたい。モーテル風は扇子風のほぼ倍の面積あるのにお値段110円しか変わらないんだなぁ。
メディコスさんの一回目のとき、絵が小さいとか線画の太さがキャラごとにかなり違うの気になるとかの理由でキーホルダーとバッジだけ予備分購入しなかったの、改めて悔やんでいます。枠のデザインもかわいいし…絵が小さいっていってもプリカフェさんよかだいぶ大きいし…深く後悔。特にバッジ後悔。メディコスさんのラメアクリルバッジ、透明な台に一式並べて飾ってみたらクリア感とカラフルさが際立ってとっっってもかわいかったんですよ!この商品だけ印刷面がアクリルの表側だからか、くっきり色鮮やかでインクジェット感少なくてグラデも綺麗。とっっってもかわいい!予備買っとけばよかった~!メディコスさんにもっとお金払いたかった~!
そういえばメディコスさんはアクリルバッジとアクキーの8人選抜は固定だったけど、プリカフェさんはモーテル風・扇子風・缶バッジの8人選抜でそれぞれメンツ変えてるのがすごくて、特にモーテル風で幸村さんいないのかなり攻めてるなと思いました。(扇子風にいない辰伶と缶バッジにいない京四郎は…狂一行くくりの集合絵にはなかなか入れてもらえながちだったからまあわかる…)たたむ
<缶バッジ>
メディコスさんの文庫表紙缶バッジが正直よすぎた感があります。まず画質がいい、繊細な線も美しく再現されてる…次に質感がいい、しっとりマットな控えめ光沢がすばらしい…そして10人いるのがいい、あと灯ちゃんいたらメイン11人勢揃いになるからちょっと惜しかったけどでも10人分作ってくれてありがとう…なおかつ統一感あるのがいい、元絵の大きさとフォーマットが揃ってるからグッズ化に最適…なによりロゴ下部分の絵が若干拝めるのが最高、KC表紙は画集や文庫折り返しでロゴなしバージョン見られるけど文庫表紙は文庫表紙しかなかったですからね。ぶっちゃけこの缶バッジだけはかなり嫉妬しちゃう、いいな~うらやましい~全巻分ほしい~16巻のもほしい~!
プリカフェさんの缶バッジは解像度足りてない人いるのが気になる。たたむ
<ポーチ>
メディコスさんのコドブレポーチいい感じなので3つ買いました。増えたグッズ類を仕分けて収納するのにぴったり!大助かり!ロゴの大神くんすごくかっこいいです、これ前にどこかで使われてたっけ? →使われてたとのことで、フリガナ振ってあるの言われてみればこういうグッズ用ぽくないなと納得。コロンが三角形なのも言われてみればどこかで見たことあったような…どこだっけ…。主人公のシルエット添えるタイプのタイトルデザイン好き(ストライクウィッチーズ、咲アニメ版、ウマ娘…)。同封の説明書きによると洗濯はできないそうです。了解。
プリカフェさんのKYOポーチ、今回のA6クリアファイルがちょうどおさまって便利です。サンプルの絵は期待値高かったんですけどいざ実物見るとなんかこう…ひと味足りない感があり…。なんでだろう、印刷が薄いから?線が細いから?レイアウトに余白がないから??でもメイン11人全員分入れてくれてありがとうございます!
イラストは基本文庫裏表紙から引っ張ってきてるけどそのままじゃないっぽい。グッズ作るのに際して均一な線でなぞり直したりしてるっぽい。
・狂:向きそろえるために上下反転してる 天狼、細長すぎてこういうグッズ絵に向いてない気がする
・京:文庫で切れてるとこも見えてる!
・ゆ:銃口の発砲マーク(?)が特徴的なので、最初にこれで文庫裏表紙が元だなと気づきました
・幸:文庫裏表紙は六文銭なんですよね…元絵どこ!?
・虎:形の印象がけっこうちがう、ちょっと先端丸く感じる あと中心の線も少なめ
・サ:光沢の入れ方ちょっとアレンジ入ってる
・ア:光沢の入れ方ちょっとアレンジ入ってる
・ほ:文庫で切れてるとこも見えてる! 向きそろえるために上下反転してる
・辰:元絵がグラデ多めなので二値化されると印象がけっこうちがう
・梵:文庫で切れてるとこも見えてる! 向きそろえるために上下反転してる
・灯:文庫裏表紙と全然ちがう…元絵どこ!?
※文庫の裏表紙についてそこまで注目してこなかったんですが(16巻は感謝すぎて拝みましたが)、地味に描き下ろしですよね。今思うとそもそも京四郎に紅十字ってネタバレだったりしない?まあ文庫自体ファンアイテム的な作りというかあんまり初読の人を想定してないかもみたいなとこある、2巻あとがきとか…。たたむ
<トートバッグ>
メディコスさんのコドブレトート、いいです。ポーチと同じくロゴすごくかっこいいし、黒地に白プリントなのもポイント高いし、あと布がやわらかめで取り回しやすい!
過去2回のKYOトートもかわいいんですが個人的にはちょっと生地が固い。
外で使う予定はなかったんですけど、先日プリカフェさんのポップアップ行くときにまあ今回くらいはいいだろ…と第二弾のほうのKYOトートを下ろしたんです。これ、第一弾よりさらにサイズが大きいので、大荷物のときじゃないと持て余しちゃうなーという感想でした。今日クリーニングの受け取りするのにまあ近所だし誰も見ないしいいだろ…と持っていったらコート3着がまるっとおさまってよかったです。第二弾はお洋服柄だからなおさらクリーニングに最適!たたむ
<コースター>
プリカフェさんのトレーディングコースター。16枠あって他全員ピンなのにこの二人だけツーショットなの、そういえばもっと喜んだほうがいいよなと思いました。セットにしてもらうことに慣れすぎて当然のように受け入れてしまっていた。もっと喜ぼう。ひしぎと吹雪をセットにしてくださってありがとうございます!
物としてはPP加工された小さい厚紙ですが、コースター単体で買えるのはありがたいのかもしれない。でかめジャンルにいる友人いわく、コラボカフェでランダムコースターだと胃腸が大変とのこと…。
白黒絵のグッズだとカラーの選択肢が少ないキャラも出演できていいな。枠の数多めなとき、メイン11人+もう1枠あれば阿国さん+もう4枠あれば太四老、あたりはだいたい共通で、それプラス場合によっていたりいなかったりが村正さん先代朔夜さん…という感じと思ってますが今回は朔夜さん。たたむ
<カード>
プリカフェさんのトレーディングカード。同じく、物としてはPP加工された小さい厚紙です。ありえない図シリーズをはじめ多人数絵が含まれてるのうれしい!35巻中表紙もありがとうございます!カードのフォーマットが縦長用なので、横長の絵はちょっと割食ってるかも。あと、だいたいはトリミングでタイトルロゴが見えないようにしてるけど、ありえない図シリーズは配置の都合でかロゴ部分をざっくり消してあるのでちょっとスペースの空きが気になるかも。
カードが1枚330円でクリアファイルが1枚385円…カードがお高めなのかクリアファイルがお値打ちなのか…(たぶん両方)たたむ
<ポストカード・イラストカード>
メディコスさんのポストカードとイラストカードは同じハガキサイズ。イラストカードだと裏面印刷なし。
コドブレイラストカードとKYO第一弾特典イラストカードはちょっと表面感のあるコート紙。KYOポストカードと第二弾特典イラストカードはつるつるのコート紙。メディコスさんは普段K/K表記派だけど、このくらいのサイズになると上条明峰/講談社になるんですね。
プリカフェさんの特典ポストカードはマット系のコート紙、この質感好き。両面にタイトルロゴ入り。最終巻表紙のフルバージョンがこの大きさで見られるの最高!初版限定シールの絵も長いこと他では見られなかったからそれも最高!ありがとうございます!!たたむ
<タペストリー>
メディコスさんのB2タペストリー、とにかくでかくて良いです!毎回なんらかのグッズになってる皆勤賞のこの扉絵、電書でもカラー見られる数少ない例。タペストリーはKCや他グッズよりちょっと広範囲が見えてるかも!そしてちょーっとスミ強めの印刷かも。ほたるの髪とかゆやたんのほっぺとか…。たたむ
<パーカー>
買ってないです!これだけ買ってない。なんかそのぶんのお金でアクリルスタンド買おってなっちゃう。一回見かけたはずだからもっとちゃんと観察しとけばよかったな。でも売り切れシーンも一回見られてよかったな。この世のどこかに、KYOのパーカーを、買った人が、着てるかもしれない人が、いる!!!たたむ
<クリアポスター>
コドブレのクリアポスターかっこいい!せっかく背景がクリアなのに、いま普通に壁に貼っているのでうまく生かせてない気がする。どうやって飾るのがいいのかな~。
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・どこまで深追いするか悩む
アクリルスタンドvol.1 購入:8 結果:5種/全8種
アクリルスタンドvol.2 購入:13 結果:7種/全8種
モーテル風キーホルダー 購入:8 結果:5種/全8種
扇子風キーホルダー 購入:8 結果:5種/全8種
コレクション缶バッジ 購入:8 結果:5種/全8種
トレーディングコースター 購入:32枚(16袋) 結果:15種/全16種
トレーディングカード 購入:18 結果:10種/全12種
トレーディングクリアファイル 購入:16 結果:6種/全8種
・ブラインドにつぎ込むのが初めてだから引きが良いのか悪いのかわからないけど、気持ち的には倍の数買ったら揃ってほしい でも揃わないんだよな~クリアファイルな~…
・メディコスさんのときの購入金額超えないようにしよ…と思って家計簿アプリを開いて計算し、えっこんなに使ってたんだっけ?となっています やはり複製原画の予備が効いている
・とりあえず倍までは買ってそのあとどうするか考えようという予定のはずが、所持数を正確に覚えてない状態で適当に買ったせいでトレーディングカードが超過してしまった
アクリルスタンドvol.1 購入:12 結果:6種/全8種
アクリルスタンドvol.2 購入:16 結果:7種/全8種
モーテル風キーホルダー 購入:16 結果:7種/全8種
扇子風キーホルダー 購入:16 結果:7種/全8種
コレクション缶バッジ 購入:16 結果:7種/全8種
トレーディングコースター 購入:48枚(24袋) 結果:16種/全16種
トレーディングカード 購入:26 結果:12種/全12種
トレーディングクリアファイル 購入:16 結果:6種/全8種たたむ
・アクスタ2とクリアファイルやっとやっと揃った…
アクリルスタンドvol.2 購入:24 結果:8種/全8種
トレーディングクリアファイル 購入:32 結果:8種/全8種
★グッズがほしい理由
①とにかく上条先生の絵が見たい(持ってない絵が何よりほしい、持ってるやつはより大きく広く見たい、きれいな印刷で見たい)
②KYOを物体として所有したり使ったり飾ったりする喜びを感じたい(物体としてのデザインや使い勝手飾り勝手がいいとうれしい)
③もしできれば吹雪とかひしぎとか村正さんとかがいたらさらにうれしい
※死ぬほど恋い焦がれていた超ロングイラストが去年①②③すべてを完璧に満たすクリアファイルとして手に入って成仏しちゃった感が少しある
★なんとなくグッズレビュー
検索よけしてないブログは当然検索にひっかかるのであんま正直に書きすぎるとあれかなと思って迷ってたけど、でもサイトならいいんじゃない?たぶん…。主に前述の「上条先生の絵を大きく広くきれいな印刷で見たい」観点です。 ※随時追記&推敲中
<アクリルスタンド類>
幸村アキラほたるのKC表紙絵がメディコスさんとプリカフェさんでかぶってるので比べてみたところ、色出しはほとんど変わらないように感じました。ただ、アクリルへの印刷って細い線の再現や淡い色のグラデーションがむずかしいのかも。アクリル系グッズ全般の傾向として、淡いグラデ部分はメディコスさんのほうが苦手っぽくて往年のインクジェットプリンタ感が目立つ。細い線はプリカフェさんのほうが苦手っぽくてちょっとジャギジャギしがち(なので大人数より単体のほうが絵が映える気が)。
メディコスさんのアクスタは絵が大きくて斜め配置なので存在感すごいし、スタンド部分が太極図でかつさりげなくテクスチャ入ってるとことかも好き!アクリルマルチスタンドはシンプルにかっこいいし絵のチョイスも好き!なので予備の予備まで多めに買ってました。
プリカフェさんのアクスタいい!コンパクトな作りで手軽に飾れるし、枠がないぶん元絵のすばらしさをストレートに味わえて好き!特にトラのピンがめちゃくちゃ良くて、めちゃくちゃ良く、めちゃくちゃ良いです。ゆやたん&狂さんもすごく綺麗でレア絵でうれしい。あとようこそ陰陽殿へをラインナップに入れてくださり本当にありがとうございます…。姫抱かれ村正さんの出演も感謝。
幅は公称80mmなんですけど、手持ちで一番広いのが77mm、一番狭いのが60mm。幅に恵まれてるやつだとたぶん史上最大範囲の絵が見えてて最高。37巻京四郎は「縦はKCなみ、横は文庫折り返し収録分より広い」って感じ、31巻ほたるは「縦はKCより広い、横は文庫折り返し収録分なみ」って感じ。このほたるの袖のとこめっちゃ迫力あってかっこいいのにKCだとロゴがかぶって目立たないの惜しすぎるから、全面見えるの助かる~!
※もともとKCは縦に広く横が狭い、文庫収録分は縦が狭く横に広い
プリカフェさんのアクリルジオラマ、KC19巻表紙大好きなのでうれしい!13巻14巻も構図の前後関係がはっきりしてるからジオラマ向き!17巻は今回クリアファイルにもなってるんですが、どっちも発色が微妙なのが謎。
公称サイズの140*95mmはパーツくり抜き前の枠の外寸で、組み立て時のサイズ感はバラバラかつ思ったよりかなり小さいです。くり抜かれたあとの枠のことちょっと持て余している。たたむ
<アクリルキーホルダー類>
プリカフェさんはモーテル風キーホルダー・扇子風キーホルダーともボールチェーンタイプで、チェーン別添えなの保管しやすくてありがたい。モーテル風は扇子風のほぼ倍の面積あるのにお値段110円しか変わらないんだなぁ。
メディコスさんの一回目のとき、絵が小さいとか線画の太さがキャラごとにかなり違うの気になるとかの理由でキーホルダーとバッジだけ予備分購入しなかったの、改めて悔やんでいます。枠のデザインもかわいいし…絵が小さいっていってもプリカフェさんよかだいぶ大きいし…深く後悔。特にバッジ後悔。メディコスさんのラメアクリルバッジ、透明な台に一式並べて飾ってみたらクリア感とカラフルさが際立ってとっっってもかわいかったんですよ!この商品だけ印刷面がアクリルの表側だからか、くっきり色鮮やかでインクジェット感少なくてグラデも綺麗。とっっってもかわいい!予備買っとけばよかった~!メディコスさんにもっとお金払いたかった~!
そういえばメディコスさんはアクリルバッジとアクキーの8人選抜は固定だったけど、プリカフェさんはモーテル風・扇子風・缶バッジの8人選抜でそれぞれメンツ変えてるのがすごくて、特にモーテル風で幸村さんいないのかなり攻めてるなと思いました。(扇子風にいない辰伶と缶バッジにいない京四郎は…狂一行くくりの集合絵にはなかなか入れてもらえながちだったからまあわかる…)たたむ
<缶バッジ>
メディコスさんの文庫表紙缶バッジが正直よすぎた感があります。まず画質がいい、繊細な線も美しく再現されてる…次に質感がいい、しっとりマットな控えめ光沢がすばらしい…そして10人いるのがいい、あと灯ちゃんいたらメイン11人勢揃いになるからちょっと惜しかったけどでも10人分作ってくれてありがとう…なおかつ統一感あるのがいい、元絵の大きさとフォーマットが揃ってるからグッズ化に最適…なによりロゴ下部分の絵が若干拝めるのが最高、KC表紙は画集や文庫折り返しでロゴなしバージョン見られるけど文庫表紙は文庫表紙しかなかったですからね。ぶっちゃけこの缶バッジだけはかなり嫉妬しちゃう、いいな~うらやましい~全巻分ほしい~16巻のもほしい~!
プリカフェさんの缶バッジは解像度足りてない人いるのが気になる。たたむ
<ポーチ>
メディコスさんのコドブレポーチいい感じなので3つ買いました。増えたグッズ類を仕分けて収納するのにぴったり!大助かり!ロゴの大神くんすごくかっこいいです、これ前にどこかで使われてたっけ? →使われてたとのことで、フリガナ振ってあるの言われてみればこういうグッズ用ぽくないなと納得。コロンが三角形なのも言われてみればどこかで見たことあったような…どこだっけ…。主人公のシルエット添えるタイプのタイトルデザイン好き(ストライクウィッチーズ、咲アニメ版、ウマ娘…)。同封の説明書きによると洗濯はできないそうです。了解。
プリカフェさんのKYOポーチ、今回のA6クリアファイルがちょうどおさまって便利です。サンプルの絵は期待値高かったんですけどいざ実物見るとなんかこう…ひと味足りない感があり…。なんでだろう、印刷が薄いから?線が細いから?レイアウトに余白がないから??でもメイン11人全員分入れてくれてありがとうございます!
イラストは基本文庫裏表紙から引っ張ってきてるけどそのままじゃないっぽい。グッズ作るのに際して均一な線でなぞり直したりしてるっぽい。
・狂:向きそろえるために上下反転してる 天狼、細長すぎてこういうグッズ絵に向いてない気がする
・京:文庫で切れてるとこも見えてる!
・ゆ:銃口の発砲マーク(?)が特徴的なので、最初にこれで文庫裏表紙が元だなと気づきました
・幸:文庫裏表紙は六文銭なんですよね…元絵どこ!?
・虎:形の印象がけっこうちがう、ちょっと先端丸く感じる あと中心の線も少なめ
・サ:光沢の入れ方ちょっとアレンジ入ってる
・ア:光沢の入れ方ちょっとアレンジ入ってる
・ほ:文庫で切れてるとこも見えてる! 向きそろえるために上下反転してる
・辰:元絵がグラデ多めなので二値化されると印象がけっこうちがう
・梵:文庫で切れてるとこも見えてる! 向きそろえるために上下反転してる
・灯:文庫裏表紙と全然ちがう…元絵どこ!?
※文庫の裏表紙についてそこまで注目してこなかったんですが(16巻は感謝すぎて拝みましたが)、地味に描き下ろしですよね。今思うとそもそも京四郎に紅十字ってネタバレだったりしない?まあ文庫自体ファンアイテム的な作りというかあんまり初読の人を想定してないかもみたいなとこある、2巻あとがきとか…。たたむ
<トートバッグ>
メディコスさんのコドブレトート、いいです。ポーチと同じくロゴすごくかっこいいし、黒地に白プリントなのもポイント高いし、あと布がやわらかめで取り回しやすい!
過去2回のKYOトートもかわいいんですが個人的にはちょっと生地が固い。
外で使う予定はなかったんですけど、先日プリカフェさんのポップアップ行くときにまあ今回くらいはいいだろ…と第二弾のほうのKYOトートを下ろしたんです。これ、第一弾よりさらにサイズが大きいので、大荷物のときじゃないと持て余しちゃうなーという感想でした。今日クリーニングの受け取りするのにまあ近所だし誰も見ないしいいだろ…と持っていったらコート3着がまるっとおさまってよかったです。第二弾はお洋服柄だからなおさらクリーニングに最適!たたむ
<コースター>
プリカフェさんのトレーディングコースター。16枠あって他全員ピンなのにこの二人だけツーショットなの、そういえばもっと喜んだほうがいいよなと思いました。セットにしてもらうことに慣れすぎて当然のように受け入れてしまっていた。もっと喜ぼう。ひしぎと吹雪をセットにしてくださってありがとうございます!
物としてはPP加工された小さい厚紙ですが、コースター単体で買えるのはありがたいのかもしれない。でかめジャンルにいる友人いわく、コラボカフェでランダムコースターだと胃腸が大変とのこと…。
白黒絵のグッズだとカラーの選択肢が少ないキャラも出演できていいな。枠の数多めなとき、メイン11人+もう1枠あれば阿国さん+もう4枠あれば太四老、あたりはだいたい共通で、それプラス場合によっていたりいなかったりが村正さん先代朔夜さん…という感じと思ってますが今回は朔夜さん。たたむ
<カード>
プリカフェさんのトレーディングカード。同じく、物としてはPP加工された小さい厚紙です。ありえない図シリーズをはじめ多人数絵が含まれてるのうれしい!35巻中表紙もありがとうございます!カードのフォーマットが縦長用なので、横長の絵はちょっと割食ってるかも。あと、だいたいはトリミングでタイトルロゴが見えないようにしてるけど、ありえない図シリーズは配置の都合でかロゴ部分をざっくり消してあるのでちょっとスペースの空きが気になるかも。
カードが1枚330円でクリアファイルが1枚385円…カードがお高めなのかクリアファイルがお値打ちなのか…(たぶん両方)たたむ
<ポストカード・イラストカード>
メディコスさんのポストカードとイラストカードは同じハガキサイズ。イラストカードだと裏面印刷なし。
コドブレイラストカードとKYO第一弾特典イラストカードはちょっと表面感のあるコート紙。KYOポストカードと第二弾特典イラストカードはつるつるのコート紙。メディコスさんは普段K/K表記派だけど、このくらいのサイズになると上条明峰/講談社になるんですね。
プリカフェさんの特典ポストカードはマット系のコート紙、この質感好き。両面にタイトルロゴ入り。最終巻表紙のフルバージョンがこの大きさで見られるの最高!初版限定シールの絵も長いこと他では見られなかったからそれも最高!ありがとうございます!!たたむ
<タペストリー>
メディコスさんのB2タペストリー、とにかくでかくて良いです!毎回なんらかのグッズになってる皆勤賞のこの扉絵、電書でもカラー見られる数少ない例。タペストリーはKCや他グッズよりちょっと広範囲が見えてるかも!そしてちょーっとスミ強めの印刷かも。ほたるの髪とかゆやたんのほっぺとか…。たたむ
<パーカー>
買ってないです!これだけ買ってない。なんかそのぶんのお金でアクリルスタンド買おってなっちゃう。一回見かけたはずだからもっとちゃんと観察しとけばよかったな。でも売り切れシーンも一回見られてよかったな。この世のどこかに、KYOのパーカーを、買った人が、着てるかもしれない人が、いる!!!たたむ
<クリアポスター>
コドブレのクリアポスターかっこいい!せっかく背景がクリアなのに、いま普通に壁に貼っているのでうまく生かせてない気がする。どうやって飾るのがいいのかな~。
#text
ブログの下書き
そのうちちゃんとブログにまとめたいけどそのうちがいつになるかわからないのでとりあえずここにメモ、随時追記
★水操り問題
この話題いつか書きたいがいつかでいっかーって放置してたら今週の上条先生に先を越されてしまった!上条先生に先を越されるもなにもないのだが…(獣心1巻予約完了しました)
あの、水派の技で操れる水の範囲の話なんですけど、吹雪さまがモーセのごとく湖を割る妄想とか雲動かして天候を操作する妄想とかを時々してるんですけど、それ可能なのか?っていうのがずっと気になってて。辰伶の台詞からすると辰龍水は自由自在に動かせる=それ以外の水はそこまで操れないという捉え方もできる…。
たとえば他人の血液いじれちゃったら歳刑流強すぎて反則じゃないですか?脳溢血も脳梗塞も自在に引き起こしてどんな相手でも一発KO、刻くんが汞でやってたようなやつも直接できちゃう、わざわざ水龍に心の臓を食い破らせるなんて遠回りする必要なくなっちゃう。となると基本的には自分で出した水以外に干渉できないほうがおさまりいい気がする…。でもそれなら辰伶の体内の水分に衝撃与えてたやつはどういうこと?ってなるよね。直接触れてれば多少できるとか、水派同士なら多少できるとか、そんな感じかな…お互いの出した水で支配権争ってたし、支配力が強ければそのくらいは可能みたいな…?わからん!
あと、そもそもどこから水出してるのかの問題もある。手持ちの放置プロットに「結界に閉じ込められて水龍出せなくなってピンチ」って流れがあるんですけど、このときは空気中の水蒸気を集めて利用してるから結界で遮断されると使える水蒸気の量が足りなくなって…という理屈をつけてました。でもそこにある水蒸気を使うんじゃなくてどこかから呼び出してる線もあるよね。例えばほたるの場合は炎を召喚してるって明言されてますしね。(ところで16巻ほたるや17巻アキラの詠唱、ファンタジーもので見かける他者の力を借りるタイプの魔法に似てるけど、火霊の精とか悪魔の王とか偉大なる氷の魔王とかがいる感じの世界なのか?というのは気になっている)
それはそれとして妄想は自由にやらせていただきます!湖割るのはできるってことにさせてもらう、かっこいいので!結界に閉じ込められたら水龍出せなくなることにさせてもらう、ピンチになってほしいので!
★2022年に書きたかったこと
・そもそも複製原画の定義って?
・今回の展示は「生原稿を複製したもの」ではなく、おそらく「製版データをインクジェット出力したもの」…?
・つまりほぼほぼKC/文庫の内容の拡大版です ただKC/文庫では裁ち落とされている範囲外が若干見られるのは大変ありがたい
・KYOの時代はまだ「生原稿に写植をはったもの」を版下として撮影してフィルムにして~というアナログ製版作業だったと思われる したがって「生原稿に写植をはったもの」がどこかに存在しているはず それ!!それをぜひ見たい複製でいいから!!今後に期待!!
・電子書籍化の折にスキャンしてデジタルデータ作ってるはずなので、今回の展示はそのデータを使ったのでは?
※週マガ作品の製版は豊国印刷(現KPSプロダクツ)と二葉写真製版でやってたっぽく、2007年時点の絶望先生で「本誌製版が双葉、KC製版が豊国」という情報あり
※2回製版いるのはわかる アオリとか予告とか修正とかいろいろ差異あるし、本誌は凸版(樹脂版)で印刷・KCは平版オフセットで印刷だし
※豊国がデジタル製版はじめたのは2005年らしい、双葉は不明
※デジタル製版移行のタイミングは作品によって異なるらしく、ネギまは2012年まで原稿に手で写植を貼っていたという情報ありたたむ
★2023年のグッズで思ったこと
・そういえばグッズ作るときの元データってどっから持ってきてるんですかね… 電子KC収録分はデータ化済だからそれが使えるとして、KC未収録のカラーはどこから?わざわざ新規スキャンしてる?
・講談社のBtoB用マンガIPサイトでKYOの紹介と商品化の流れの説明ページを見つけた、グッズってこういう流れで作るんだ…やっぱ既存絵のデータは講談社からもらえるんですね…会社作って企画書出して承認されたら講談社&上条先生許諾済KYOグッズ発売できちゃう…!?
#text
★水操り問題
この話題いつか書きたいがいつかでいっかーって放置してたら今週の上条先生に先を越されてしまった!上条先生に先を越されるもなにもないのだが…(獣心1巻予約完了しました)
あの、水派の技で操れる水の範囲の話なんですけど、吹雪さまがモーセのごとく湖を割る妄想とか雲動かして天候を操作する妄想とかを時々してるんですけど、それ可能なのか?っていうのがずっと気になってて。辰伶の台詞からすると辰龍水は自由自在に動かせる=それ以外の水はそこまで操れないという捉え方もできる…。
たとえば他人の血液いじれちゃったら歳刑流強すぎて反則じゃないですか?脳溢血も脳梗塞も自在に引き起こしてどんな相手でも一発KO、刻くんが汞でやってたようなやつも直接できちゃう、わざわざ水龍に心の臓を食い破らせるなんて遠回りする必要なくなっちゃう。となると基本的には自分で出した水以外に干渉できないほうがおさまりいい気がする…。でもそれなら辰伶の体内の水分に衝撃与えてたやつはどういうこと?ってなるよね。直接触れてれば多少できるとか、水派同士なら多少できるとか、そんな感じかな…お互いの出した水で支配権争ってたし、支配力が強ければそのくらいは可能みたいな…?わからん!
あと、そもそもどこから水出してるのかの問題もある。手持ちの放置プロットに「結界に閉じ込められて水龍出せなくなってピンチ」って流れがあるんですけど、このときは空気中の水蒸気を集めて利用してるから結界で遮断されると使える水蒸気の量が足りなくなって…という理屈をつけてました。でもそこにある水蒸気を使うんじゃなくてどこかから呼び出してる線もあるよね。例えばほたるの場合は炎を召喚してるって明言されてますしね。(ところで16巻ほたるや17巻アキラの詠唱、ファンタジーもので見かける他者の力を借りるタイプの魔法に似てるけど、火霊の精とか悪魔の王とか偉大なる氷の魔王とかがいる感じの世界なのか?というのは気になっている)
それはそれとして妄想は自由にやらせていただきます!湖割るのはできるってことにさせてもらう、かっこいいので!結界に閉じ込められたら水龍出せなくなることにさせてもらう、ピンチになってほしいので!
★2022年に書きたかったこと
・そもそも複製原画の定義って?
・今回の展示は「生原稿を複製したもの」ではなく、おそらく「製版データをインクジェット出力したもの」…?
・つまりほぼほぼKC/文庫の内容の拡大版です ただKC/文庫では裁ち落とされている範囲外が若干見られるのは大変ありがたい
・KYOの時代はまだ「生原稿に写植をはったもの」を版下として撮影してフィルムにして~というアナログ製版作業だったと思われる したがって「生原稿に写植をはったもの」がどこかに存在しているはず それ!!それをぜひ見たい複製でいいから!!今後に期待!!
・電子書籍化の折にスキャンしてデジタルデータ作ってるはずなので、今回の展示はそのデータを使ったのでは?
※週マガ作品の製版は豊国印刷(現KPSプロダクツ)と二葉写真製版でやってたっぽく、2007年時点の絶望先生で「本誌製版が双葉、KC製版が豊国」という情報あり
※2回製版いるのはわかる アオリとか予告とか修正とかいろいろ差異あるし、本誌は凸版(樹脂版)で印刷・KCは平版オフセットで印刷だし
※豊国がデジタル製版はじめたのは2005年らしい、双葉は不明
※デジタル製版移行のタイミングは作品によって異なるらしく、ネギまは2012年まで原稿に手で写植を貼っていたという情報ありたたむ
★2023年のグッズで思ったこと
・そういえばグッズ作るときの元データってどっから持ってきてるんですかね… 電子KC収録分はデータ化済だからそれが使えるとして、KC未収録のカラーはどこから?わざわざ新規スキャンしてる?
・講談社のBtoB用マンガIPサイトでKYOの紹介と商品化の流れの説明ページを見つけた、グッズってこういう流れで作るんだ…やっぱ既存絵のデータは講談社からもらえるんですね…会社作って企画書出して承認されたら講談社&上条先生許諾済KYOグッズ発売できちゃう…!?
#text
グッズの話(1)
話は数年前に遡ります。
友達が長年にわたり応援している作品が再アニメ化された頃のこと。アニメの出来はともかくとして香水やぬいぐるみ等今っぽい関連商品がいろいろと発売される恩恵が発生したという話を聞いていて、その流れで質問されたんです。「君んとこ(=KYO)でもグッズとか出てほしい?」と…。
当時の自分の答えは、「応援のため・需要を示すためと思って欲しくないものでも買っちゃいそうだから、出なくてもいいかな」でした。すっぱいぶどう。
その時点で所持していた公式グッズ(CDや設定資料集の類ではない立体もの)は以下3点。
①リリカルなのは劇場版1stのときに買ったマグカップ
劇中の魔法陣が黒地に金で描かれていていい感じだったので購入。ほぼ毎日使っている。かっこいい。
②リリカルなのは劇場版2ndA'sのときに買ったシュベルトクロイツ(劇中アイテムの原寸大レプリカ)
デザインが好きで、A'sのストーリーにも思い入れがあり、出来もよさそうだったので購入。飾っている。かっこいい。
③リリカルなのは劇場版2ndA'sのときに出て劇場版Detonationのときに買ったねんどろいど八神はやてユニゾンインエディション
デザインが好きで、A'sのストーリーにも思い入れがあり、出来もよさそうだし欲しいな…と思って8年くらいAmazonを眺めていた。後年の映画でテンションが上がった際に購入。飾っている。とてもかわいい。ユニゾンVerで出してくれたの感謝しかない。
これだけでした。KYO連載当時は書籍系以外手を出してなかったので…(とても後悔している)。
そして2021年初頭、PUI PUI モルカーによって「キャラクターの絵がついたグッズを買いたい」という強い欲求が発生し、アクリルチャームやら缶バッジやらを人生ではじめて所持するに至ります。
こうして「グッズを買う」ということにちょっと慣れたあとの、2021年夏のポップアップ&2022年春の複製原画展だったわけですよ。
「応援のため・需要を示すためと思って欲しくないものでも買っちゃいそう」と思ってたけど、欲しくないものなかった!全部欲しかった!!よかった~~~!!!
応援のため・需要を示すためでもあるけどなにより純粋に欲しいから買えた!よかった~~~!!!
上条先生の絵がついてればとりあえずなんでも欲しいですからね。上条絵じゃないグッズもがんばってくれてて普通に欲しい感じだった。よかった~~~!!!
メディコスさんの他ジャンルの告知を見てると、「アニメ化している場合グッズはだいたいアニメ絵で出る」「通常衣装グッズを一通り出したら次からはオリジナルの衣装を着せる」というケースが多そうな感じですね。アニメ絵でオリジナル衣装(白タキシードとか)を着てるKYOキャラのグッズが欲しいかと言われるとちょっとばかり迷うところがある気がするので、心から迷いなく欲しいものが買えて本当に本当によかったです。やっぱり上条先生の絵と上条先生の衣装デザインがすばらしすぎるから…。たたむ
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友達が長年にわたり応援している作品が再アニメ化された頃のこと。アニメの出来はともかくとして香水やぬいぐるみ等今っぽい関連商品がいろいろと発売される恩恵が発生したという話を聞いていて、その流れで質問されたんです。「君んとこ(=KYO)でもグッズとか出てほしい?」と…。
当時の自分の答えは、「応援のため・需要を示すためと思って欲しくないものでも買っちゃいそうだから、出なくてもいいかな」でした。すっぱいぶどう。
その時点で所持していた公式グッズ(CDや設定資料集の類ではない立体もの)は以下3点。
①リリカルなのは劇場版1stのときに買ったマグカップ
劇中の魔法陣が黒地に金で描かれていていい感じだったので購入。ほぼ毎日使っている。かっこいい。
②リリカルなのは劇場版2ndA'sのときに買ったシュベルトクロイツ(劇中アイテムの原寸大レプリカ)
デザインが好きで、A'sのストーリーにも思い入れがあり、出来もよさそうだったので購入。飾っている。かっこいい。
③リリカルなのは劇場版2ndA'sのときに出て劇場版Detonationのときに買ったねんどろいど八神はやてユニゾンインエディション
デザインが好きで、A'sのストーリーにも思い入れがあり、出来もよさそうだし欲しいな…と思って8年くらいAmazonを眺めていた。後年の映画でテンションが上がった際に購入。飾っている。とてもかわいい。ユニゾンVerで出してくれたの感謝しかない。
これだけでした。KYO連載当時は書籍系以外手を出してなかったので…(とても後悔している)。
そして2021年初頭、PUI PUI モルカーによって「キャラクターの絵がついたグッズを買いたい」という強い欲求が発生し、アクリルチャームやら缶バッジやらを人生ではじめて所持するに至ります。
こうして「グッズを買う」ということにちょっと慣れたあとの、2021年夏のポップアップ&2022年春の複製原画展だったわけですよ。
「応援のため・需要を示すためと思って欲しくないものでも買っちゃいそう」と思ってたけど、欲しくないものなかった!全部欲しかった!!よかった~~~!!!
応援のため・需要を示すためでもあるけどなにより純粋に欲しいから買えた!よかった~~~!!!
上条先生の絵がついてればとりあえずなんでも欲しいですからね。上条絵じゃないグッズもがんばってくれてて普通に欲しい感じだった。よかった~~~!!!
メディコスさんの他ジャンルの告知を見てると、「アニメ化している場合グッズはだいたいアニメ絵で出る」「通常衣装グッズを一通り出したら次からはオリジナルの衣装を着せる」というケースが多そうな感じですね。アニメ絵でオリジナル衣装(白タキシードとか)を着てるKYOキャラのグッズが欲しいかと言われるとちょっとばかり迷うところがある気がするので、心から迷いなく欲しいものが買えて本当に本当によかったです。やっぱり上条先生の絵と上条先生の衣装デザインがすばらしすぎるから…。たたむ
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AIにKYO二次創作を書いてもらう(5)
先日AIのべりすとが書いてくれた、何かとおみやげを買ってくるひしぎの話の続きです。
例によって、削除とリトライと一字下げと人称修正はこちらで行っていますがそれ以外の人力加筆はなし。
人生をくれたことに対する見返りとかだと断られそうだけど、おみやげのお礼ってことならひしぎも気兼ねなく受け取ってくれそう。
自分だったらひしぎの答えは何にするかな~と考えるのも楽しかったので、AIを自作のネタ出し用途に使うやり方もありですねと思いました。
さて、AIの提示したひしぎから吹雪へのお願いは…
・名前で呼んでほしい
⇒すでに呼んでますけど!?
・敬語をやめてほしい
⇒すでに使ってませんけど!?
・弟子にしてほしい
⇒弟子の立場をうらやましく思ってたんですか!?
・何か作ってほしい
⇒これ楽しそうなので採用。
AI、よくひしぎが笑う描写を入れてくれますが、まあ吹雪にはそう判別できているということで…。
「それは――」の続きをAIに50回分リトライしてもらって、50回の中で吹雪が作ったものをまとめたのが下記です。
・おにぎり(11回)
・弁当(8回)
・茶碗蒸し(7回)
・マフラー(3回)
・オムライス(2回)
・桜餅(2回)
・ハンバーグ
・カステラ
・手巻き寿司
・オムレツ
・ハンカチ
・髪飾り
・湯飲み
・手ぬぐい
・時計
・茶碗
・お守り
・雪うさぎ
・木彫りの人形
・木彫りの熊
・饅頭
・絵馬
・忘れた
多い順。1回のものは順不同。
おにぎりとお弁当はわかる、定番ですよね。でも茶碗蒸しがこんなに何回も出てくるのは謎。壬生に桜はないけど桜餅はあるのかな…。「忘れた」は、あげたはずなのに思い出せない!と急に記憶喪失ネタが始まった回でした。
湯飲みの回と手ぬぐいの回が特によかったので載せてみます。
雪景色のような湯飲み、いいじゃないですか…。
よく見ると表記揺れしてる(湯飲み、湯呑み、湯呑)。
猫情報はAIに教えてないのでまったくの偶然です。絵の練習する吹雪様、かわいすぎるな!たたむ
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例によって、削除とリトライと一字下げと人称修正はこちらで行っていますがそれ以外の人力加筆はなし。
玄関先で草履を脱いでいると、ちょうど出てきた吹雪に声をかけられた。
「おかえり」
「ただいま戻りました」
「出掛けに言っていた通り土産を持ってきてくれたようだな」
「ええ」
ひしぎは手に持っていた風呂敷包みを軽く持ち上げて見せた。
「さっそく頂こう」
居間へと移動した二人は向かい合って座ると早速中身を広げた。
中に入っていたのは饅頭だった。一つずつ丁寧に包装されたそれはずしりと重い。
「これは……なかなか手に入れるのが難しい店のものだぞ……」
「喜んでもらえたようで何よりです」
「……」
「どうしましたか?」
黙り込んだ吹雪を見てひしぎは首を傾げた。
「いや、なんでもない」
吹雪は慌てて首を振ったが、内心は複雑であった。
「オレばかり悪いと思ってな……」
「いいえ、私が勝手に買ってきただけですから」
「そうじゃない。お前はいつもこうして土産を買ってくるが、オレは受け取るばかりで何も返していない。何か礼をしたいのだが、欲しいものはないのか?」
吹雪はたまに妙なことを言い出すことがある。
ひしぎはしばらく考えた。
「それならお願いがあります」
「言ってみろ。できる限り叶えよう」
「ありがとうございます」
ひしぎは吹雪の目を見つめた。
「では、一つだけ」
「なんだ?」
人生をくれたことに対する見返りとかだと断られそうだけど、おみやげのお礼ってことならひしぎも気兼ねなく受け取ってくれそう。
自分だったらひしぎの答えは何にするかな~と考えるのも楽しかったので、AIを自作のネタ出し用途に使うやり方もありですねと思いました。
さて、AIの提示したひしぎから吹雪へのお願いは…
・名前で呼んでほしい
⇒すでに呼んでますけど!?
・敬語をやめてほしい
⇒すでに使ってませんけど!?
・弟子にしてほしい
⇒弟子の立場をうらやましく思ってたんですか!?
・何か作ってほしい
⇒これ楽しそうなので採用。
「私のために何かを作ってくれませんか?」
「作るって……何を?」
「なんでも構いません。簡単なもので結構ですよ」
「それでいいのか?」
「ええ」
「よし、わかった」
吹雪は力強くうなずいた。
「楽しみにしています」
ひしぎは満足げに笑っていた。
ひしぎに助けられてばかりいる。だからこそ、自分も彼に何かを返さなければ。
彼は喜んでくれるだろうか?喜んでもらえるといいのだが……。
吹雪がひしぎのために作ったもの、それは――
AI、よくひしぎが笑う描写を入れてくれますが、まあ吹雪にはそう判別できているということで…。
「それは――」の続きをAIに50回分リトライしてもらって、50回の中で吹雪が作ったものをまとめたのが下記です。
・おにぎり(11回)
・弁当(8回)
・茶碗蒸し(7回)
・マフラー(3回)
・オムライス(2回)
・桜餅(2回)
・ハンバーグ
・カステラ
・手巻き寿司
・オムレツ
・ハンカチ
・髪飾り
・湯飲み
・手ぬぐい
・時計
・茶碗
・お守り
・雪うさぎ
・木彫りの人形
・木彫りの熊
・饅頭
・絵馬
・忘れた
多い順。1回のものは順不同。
おにぎりとお弁当はわかる、定番ですよね。でも茶碗蒸しがこんなに何回も出てくるのは謎。壬生に桜はないけど桜餅はあるのかな…。「忘れた」は、あげたはずなのに思い出せない!と急に記憶喪失ネタが始まった回でした。
湯飲みの回と手ぬぐいの回が特によかったので載せてみます。
吹雪がひしぎのために作ったもの、それは――
湯飲みだった。
茶碗や皿や小鉢などはすでに持っていたので、それとは別にもう一つ湯飲みを作ろうと思ったのだ。
ひしぎの好みはよくわからない。なので、自分が使いたいと思うような柄の湯飲みを作ることにした。
色は白を選んだ。雪景色のように真っ白い湯呑みをひしぎに見せたかった。
形も特に凝ったものにしたわけではない。ごく普通のものだ。
その出来映えを見て、ひしぎは感嘆の声を上げた。
「……綺麗です。とても素敵ですよ」
「気に入ってもらえたようだな」
「もちろん」
ひしぎは本当に嬉しそうな顔をしていた。
「この湯呑は私の宝物になりますね」
「大袈裟な……」
吹雪は苦笑いしたが、内心は少し照れ臭かった。
ひしぎは早速その湯呑みでお茶を飲んでいた。吹雪はそれをじっと見つめている。
「どうしました?」
視線に気づいてひしぎが訊いてきた。
「いや、なんでもない」
吹雪は首を振って答えた。
ひしぎが湯飲みを大切にしてくれているのはよくわかる。大切にされているということが嬉しい。
吹雪はそっと胸を撫で下ろした。そして、これからもずっとこの関係が続くように願っていた。
雪景色のような湯飲み、いいじゃないですか…。
よく見ると表記揺れしてる(湯飲み、湯呑み、湯呑)。
吹雪がひしぎのために作ったもの、それは――
「開けてもいいですか?」
「ああ」
ひしぎは丁寧に包装紙を剥がすと中身を取り出した。
「これは……?」
「手ぬぐいだ。オレが作った」
「手ぬぐい……ですか?」
「あまり上手ではないのだが……」
手ぬぐいは布製で、端っこが少し歪んでいた。
ひしぎはそれをじっと見つめていた。
「どうした?」
「いえ、なんでもありません」
ひしぎは小さく首を振った。
「ありがとうございます」
「気にいってもらえたなら嬉しい」
「大切に使わせてもらいます」
ひしぎは本当に嬉しそうにしていた。
「ところで、この模様は?」
ひしぎの手にあるそれは小さな猫が描かれていた。
「それか。オレが描いたんだ」
「そうなんですか」
ひしぎはまじまじと眺めていたが、不意に顔を綻ばせた。
「なんだ?」
「いいえ、別に」
ひしぎはそっとその絵に手を当てた。
「気に入ったのなら、また描いてやるぞ」
「本当ですか?」
「ああ」
「ありがとうございます」
ひしぎは嬉しそうに言った。
こんなことで喜んでもらえたのならば吹雪も作り甲斐があった。今度はもっと上手く描けるように練習しておこうと思った。
猫情報はAIに教えてないのでまったくの偶然です。絵の練習する吹雪様、かわいすぎるな!たたむ
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AIにKYO二次創作を書いてもらう(3)&家具ゲーの話
AIにKYO二次創作を書いてもらう(4)
同じ自作文章を元ネタにして、4パターンの続き(下記①~④)をAIで生成しました。
※続きを書いてもらったあと途中から切り取って載せているので急に始まります
※AIの筆が妙な方向に行きそうになったら都度リトライ&余計な部分は細かく削除してます
※その他、一字下げと人称表記以外の加筆修正はなし
※パターン④はひしぎと吹雪の間にそこそこ物理接触があります
■パターン①
最後の一文、めちゃめちゃいいですね…。
昔の文章を元にして書いてもらったのでひしぎの言動と心情がだいぶウェットで重めなような。今はもうちょいあっさりドライな感じを主食にしているのでなんだか新鮮。
■パターン②
ついてくる云々は、原作台詞のいくつかをAIに教えておいたおかげで入ってきたものと思われます。
■パターン③
これも最後の一文好きですね…。
「吹雪の強さと弱さの両方をひしぎは知っている。だからこんなとき、かけるべき言葉はたった一つしかない」の流れが良すぎ。自分で思いつきたかった。
■パターン④
右手と左手じゃ握手できなくない!?
ついてくる云々はAIに教えたけど、地獄の底というワードは入れてないはずのでそこは完全に偶然です。
当時の自分の好みと芸風を相当高い精度で再現してもらった気がする。AIすごい…読ませてくれてありがとう…。たたむ
#text
※続きを書いてもらったあと途中から切り取って載せているので急に始まります
※AIの筆が妙な方向に行きそうになったら都度リトライ&余計な部分は細かく削除してます
※その他、一字下げと人称表記以外の加筆修正はなし
※パターン④はひしぎと吹雪の間にそこそこ物理接触があります
■パターン①
「吹雪」
「……」
「……私では、あなたの悲しみを癒せないのでしょうか」
「違う、そうではない」
吹雪は首を振り、言葉を詰まらせた。
「大丈夫ですから。私はずっとここにいますから」
「…………」
「あなたはひとりではありません、だから、どうか……」
ひしぎは祈るように目を閉じた。
――これは、罰だろうか? ならば甘んじて受けよう。
たとえこれが永久に続くとしても。
いつまで経っても慣れない痛みが胸に走る。けれど、今はそれでいい。
「……お前は、強い」
吹雪はそれだけ言って立ち上がった。ひしぎが顔を上げると、そこにはいつもの表情があった。
「……行こう」
「はい」
二人は歩きだす。
その背を追う者はなく、追える者は、もはやいない。
最後の一文、めちゃめちゃいいですね…。
昔の文章を元にして書いてもらったのでひしぎの言動と心情がだいぶウェットで重めなような。今はもうちょいあっさりドライな感じを主食にしているのでなんだか新鮮。
■パターン②
ひしぎはそれを誰にも告げないことに決めた。吹雪はとうに気づいていただろうけれど、ひしぎは気づかなかったふりをした。
彼が何を考えていたのかは知らない。
知りたくもない。
いつかきっと、吹雪は自分からすべてを話すときが来るのかもしれない。そのときまで待つことにした。
自分はこの先もずっと、この人のそばにいるのだから。
「……お前は、どこへ行こうとしている?」
吹雪がぽつりと言った。
答えられるはずがない。自分でもわからないのだから。
「私にも、わかりません」
「そうか……」
「はい」
「お前は……どこに行くかもわからずに、ついてくるつもりなのか」
それはひしぎにとっては意外な言葉ではなかった。吹雪はいつでも自分を試していた。
試されていたのだ。
「はい」
迷いのない返事に、吹雪がほんの少しだけ微笑んだ気がした。
ついてくる云々は、原作台詞のいくつかをAIに教えておいたおかげで入ってきたものと思われます。
■パターン③
「お前は本当にそれでいいのか? 後悔しないのか?」
「あなたは私が後悔するとでも思っているんですか?」
「思わない。だが……」
もうすぐ夜になる。闇に溶ける庭を見やりながら吹雪は言葉を探す。
風のない秋の宵だった。
ひしぎは小さく息をついた。
「あなたはずるいですね。私にはそんなふうに言っておきながら、自分は平気で危険な橋を渡る」
吹雪は答えない。
「私は私なりに最善をつくします。その結果何が起こっても、私は私の責任において受け入れますから……これは私の望みでもあるんですよ」
ひしぎの言葉は、どこまで吹雪に届いただろうか。
そのまま黙りこんでしまった友人の横顔を見ながら、ひしぎは胸の奥底に沈めたものをそっとすくいとった。
たとえいつか終わりが来るとしても、それまではどうか一緒に歩いていきたいと思うのです。
それくらいのことは許してくれるでしょう? 吹雪。
「……お前のことを」
長い沈黙のあと、ぽつりとつぶやかれた声。
ひしぎは隣に立つ友人を見る。いつの間にか空は暗く、月が出ていた。
満月にはまだ遠い、細い三日月。それを見上げる彼の瞳もまた、どこかもの悲しげな光をたたえていた。
「お前のことを、オレは……何もわかっていなかった」
ひしぎは何も言わずただ首を振ってみせた。それ以上語る必要はないと思った。
吹雪の強さと弱さの両方をひしぎは知っている。だからこんなとき、かけるべき言葉はたった一つしかない。
「……私はここにいますよ、吹雪」
あなたのそばに。
ひしぎのささやくような返答を聞いた吹雪の表情がわずかにゆるむ。しかしすぐにまたいつもの厳しい面持ちに戻って、彼はきっぱりと言った。
「行くぞ、ひしぎ。今日中に片づけてしまいたい事がある」
「はい」
二人は並んで歩き出す。
薄墨色の夜の中へ。
これも最後の一文好きですね…。
「吹雪の強さと弱さの両方をひしぎは知っている。だからこんなとき、かけるべき言葉はたった一つしかない」の流れが良すぎ。自分で思いつきたかった。
■パターン④
「ひしぎ」
吹雪が呼ぶ。
彼はまっすぐにひしぎを見据えていた。
ひしぎはただ黙って吹雪の言葉を待った。
吹雪が望むなら、たとえ地獄の底へだってついていくだろう。だが吹雪は首を振った。
「お前のいるべき場所はここではない」
それはかつて彼が自分に告げた言葉と同じ響きを持っていた。
「お前はお前にふさわしい場所で生きるべきだ」
だから行けと、吹雪は言う。ひしぎは動かない。
動けない。
吹雪はもう一度同じ言葉をくりかえした。
「行け、ひしぎ」
ひしぎも今度は首を振る。
「……できません」
ひしぎは知っている。吹雪は必ずひしぎが拒むと承知の上で言っているのだ。
「……オレは、お前を縛るつもりなどなかったのだがな……」
そう言って吹雪はひしぎから視線を外す。その瞳に宿るのは深い後悔の色。
「……吹雪……あなたは……」
その先を言うべきかどうか、ひしぎは迷った。
吹雪はひしぎの迷いを察しているようだったが、何も言わずに待っていた。
「吹雪……私は……」
何と言えばいいのか。
ひしぎは考える。
長い沈黙の後で、結局口から出たのはこんな言葉だけだった。
「私に、あなたの背中を守る権利はありますか?」
「……ある」
吹雪の指先が、そっとひしぎの心臓の上あたりに触れる。
そこから何か温かいものが身体の奥に流れこんでくるような気がする。
「お前にしか守れないものがある」
吹雪は言いながら、ゆっくりと手を動かした。
「……」
手が左胸を離れ、ひしぎの顎の下を通って喉仏に触れた。ひしぎは目を閉じて息を止める。吹雪が首筋を撫でるようにして手を下ろしてゆく。
鎖骨から腹部までを辿り終えると、吹雪は最後にひしぎの肩に手を置いた。
「……吹雪……」
彼の意図を知り、ひしぎはかすかに震える声でその名を呼ぶ。
吹雪は何も言わず、ただ静かにひしぎを見つめている。
「吹雪」
両腕を伸ばし、吹雪を引き寄せる。
「私は……」
背に腕を回し、きつく抱きしめる。
「あなたと共に生きてゆきたいのです」
吹雪の背負うものはあまりにも大きく、重く、そして彼自身を蝕んでいる。それでも彼は歩みを止めようとしない。
その重さを支えられるのは自分しかいないのだと、ひしぎは思う。
「……ひしぎ……」
やがて吹雪はぽつりと言った。
「……オレにはお前が必要だ」
「えぇ」
ひしぎは答える。
「わかっています」
吹雪はひしぎの身体を離すと、右手を差し出した。
ひしぎはその手に左手を重ねる。
二人の間に交わされたのは、誓いの儀式のような厳粛な握手だった。
右手と左手じゃ握手できなくない!?
ついてくる云々はAIに教えたけど、地獄の底というワードは入れてないはずのでそこは完全に偶然です。
当時の自分の好みと芸風を相当高い精度で再現してもらった気がする。AIすごい…読ませてくれてありがとう…。たたむ
#text
AIにKYO二次創作を書いてもらう(1)
AIのべりすと、た~のし~~~!!!連休中にうっかり試してみたらこれがかなり遊べるので即プレミアム登録してしまった。
画像は自作文章のつづきをAIに考えてもらったものです。
合わないところを都度削除&変な方向に行きそうになったら都度リトライを繰り返しただけで、加筆は一切なし。ちなみに黒髪黒服は完全に偶然(長い黒髪で黒い服の女性が出現したので、「長い」「女性」を削った状態からつづき書いてもらったらこうなった)。
油断すると急に文化祭がはじまったり急に魔王軍が出てきたり急に性別が変わったり急に愛を告白したり急に性的な展開になったり急にAIが考えた第三者が乱入してきたりするけど、適宜こちらでハンドリングすればなかなかの文章が生成されます。ある程度自分好みかつ自分からは出てこない発想の話がいっぱい読める…た、たのしい…。 たたむ
#text
画像は自作文章のつづきをAIに考えてもらったものです。
合わないところを都度削除&変な方向に行きそうになったら都度リトライを繰り返しただけで、加筆は一切なし。ちなみに黒髪黒服は完全に偶然(長い黒髪で黒い服の女性が出現したので、「長い」「女性」を削った状態からつづき書いてもらったらこうなった)。
油断すると急に文化祭がはじまったり急に魔王軍が出てきたり急に性別が変わったり急に愛を告白したり急に性的な展開になったり急にAIが考えた第三者が乱入してきたりするけど、適宜こちらでハンドリングすればなかなかの文章が生成されます。ある程度自分好みかつ自分からは出てこない発想の話がいっぱい読める…た、たのしい…。 たたむ
#text
さいきん紅虎VS太白戦の話をよくしてたせいか太白さんが出てくる夢をみた
なぜか太白さんが自分たちの何代か上の先輩という設定で、本人は出席しない飲み会にカンパしてくれていました。なので正確には太白さんが出てくる夢というより、太白さんのくれた封筒が出てくる夢…。周囲の反応をみるに、太白さんはやっぱりめちゃくちゃ人望あつくてみんなに慕われてる感じでした。
#text
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ひしぎと吹雪がマガジンの表紙を飾る夢をみた
全体的に赤っぽい背景で、ふたりは侍学園っぽい格好でした。いやーさすがに夢でしょこれは…と夢の中で思いつつ、でも実際今日ほんとに水曜日だし、布団にくるまったままスマホでマガポケ確認しにいったりとか妙にリアルな状況だったし、一回目の目覚まし止めてからもまだ続いてたし、ひょっとしてひょっとしないか…?と若干期待したけど普通に夢でした。
#text
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ひしぎを操作する夢をみた
操作というか、VRゲームでひしぎのアバターを使うような感じに近かった(実際のVRゲームの経験はないです)。普通に現代的な一軒家があって、そこでなぜか庭先から侵入してくる謎の敵を食い止めるという謎のシチュエーション。タワーディフェンスの要領で庭には遊庵師匠が配置され、私の操るひしぎは家の中で廊下の曲がり角を守るポジション。どう戦ったらいいかよくわからないしどうしよう…と戸惑っていたところさっそく庭を突破した敵が接近してきたためあわてて狭い廊下で白夜を振り回し、そうしたら当然家屋をバキバキに破壊してしまい、あーそうだよね白夜は小回りきかないよね、ひしぎをここに配置したのは良くなかったですね…となったところまで記憶が残っている。
#text
#text
走れムラマサ(3)<完>
(中略)
村正は金色の風のように走りました。まだ陽は沈みません。最後の死力を尽して、村正は走りました。ただ、わけのわからぬ大きな力にひきずられて走りました。陽は、ゆらゆら地平線に没し、まさに最後の一片の残光も、消えようとした時、村正は疾風の如く刑場に突入しました。間に合ったのです。
「待ちなさい。その人を殺してはなりません。村正が帰って来ました。約束のとおり、いま、帰って来ました」と大声で刑場の群衆にむかって叫んだつもりでありましたが、喉がつぶれて嗄れた声が幽かに出たばかり、群衆は、ひとりとして彼の到着に気がつきません。すでに磔の柱が高々と立てられ、縄を打たれたひしぎは、徐々に釣り上げられてゆきます。村正はそれを目撃して最後の勇、群衆を掻きわけ、掻きわけ、
「私です、刑吏! 殺されるのは、私です。彼を人質にした私は、ここにいます!」と、かすれた声で精一ぱいに叫びながら、ついに磔台に昇り、釣り上げられてゆく友の両足に、齧りつきました。群衆は、どよめきました。あっぱれ。ゆるせ、と口々にわめきました。
これで村正の目論見通り、信実とは決して空虚な妄想ではなかったことが王の心にも届くかと思われました。ところが、王の表情は微妙でした。
村正はおそるおそる、尋ねました。
「王よ、今もまだ、人を信ずることはできないでしょうか」
そうだねえ、と少し考えてから王は答えました。
「可愛がっていた子供が仲間を引き連れて帰ってきて、『オレ達はどんな未来が待っていようとも現在(いま)この瞬間(とき)をあがき続け己の生き様を貫き通す‥‥ただそれだけだ――‥!!』ってやってくれたら気が変わるかもしれないね」
「うーん、それだと今回は無理ですね。出直しましょう」
「……そうですね」
いままさに処刑されようとしていたはずのひしぎが、華麗な縄抜けを披露して磔台から降り立ちました。
「それでは一旦ここで解散ということで。ひしぎ、どうか吹雪をよろしくお願いします」
「村正……この設定だとあなたの妹婿と私は一切面識がないことになっているのですが……」
「おっと失敬、そうでした」
その後の王と壬生が果たしてどうなったのかは、また別のお話。 たたむ
#text
村正は金色の風のように走りました。まだ陽は沈みません。最後の死力を尽して、村正は走りました。ただ、わけのわからぬ大きな力にひきずられて走りました。陽は、ゆらゆら地平線に没し、まさに最後の一片の残光も、消えようとした時、村正は疾風の如く刑場に突入しました。間に合ったのです。
「待ちなさい。その人を殺してはなりません。村正が帰って来ました。約束のとおり、いま、帰って来ました」と大声で刑場の群衆にむかって叫んだつもりでありましたが、喉がつぶれて嗄れた声が幽かに出たばかり、群衆は、ひとりとして彼の到着に気がつきません。すでに磔の柱が高々と立てられ、縄を打たれたひしぎは、徐々に釣り上げられてゆきます。村正はそれを目撃して最後の勇、群衆を掻きわけ、掻きわけ、
「私です、刑吏! 殺されるのは、私です。彼を人質にした私は、ここにいます!」と、かすれた声で精一ぱいに叫びながら、ついに磔台に昇り、釣り上げられてゆく友の両足に、齧りつきました。群衆は、どよめきました。あっぱれ。ゆるせ、と口々にわめきました。
これで村正の目論見通り、信実とは決して空虚な妄想ではなかったことが王の心にも届くかと思われました。ところが、王の表情は微妙でした。
村正はおそるおそる、尋ねました。
「王よ、今もまだ、人を信ずることはできないでしょうか」
そうだねえ、と少し考えてから王は答えました。
「可愛がっていた子供が仲間を引き連れて帰ってきて、『オレ達はどんな未来が待っていようとも現在(いま)この瞬間(とき)をあがき続け己の生き様を貫き通す‥‥ただそれだけだ――‥!!』ってやってくれたら気が変わるかもしれないね」
「うーん、それだと今回は無理ですね。出直しましょう」
「……そうですね」
いままさに処刑されようとしていたはずのひしぎが、華麗な縄抜けを披露して磔台から降り立ちました。
「それでは一旦ここで解散ということで。ひしぎ、どうか吹雪をよろしくお願いします」
「村正……この設定だとあなたの妹婿と私は一切面識がないことになっているのですが……」
「おっと失敬、そうでした」
その後の王と壬生が果たしてどうなったのかは、また別のお話。 たたむ
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走れムラマサ(2)
村正はその夜、一睡もせず十里の路を急ぎに急いで、村へ到着したのは、翌(あく)る日の午前、陽は既に高く昇って、村人たちは野に出て仕事をはじめていました。村正の十六の妹も、きょうは兄の代りに羊群の番をしていました。よろめいて歩いて来る兄の、疲労困憊の姿を見つけて驚きました。そうして、兄に質問を浴びせました。
「なんでもありません」村正は無理に笑おうと努めました。「市に用事を残して来たんです。またすぐ市に行かなければなりません。あす、姫時の結婚式を挙げます。早いほうがいいでしょう」
妹は頬をあからめました。
「綺麗な衣裳も買って来ましたよ。さあ、これから行って、村の人たちに知らせて来ましょう。結婚式は、あすだと」
村正は、また、よろよろと歩き出し、家へ帰って神々の祭壇を飾り、祝宴の席を調え、間もなく床に倒れ伏し、呼吸もせぬくらいの深い眠りに落ちてしまいました。
眼が覚めたのは夜でした。村正は起きてすぐ、花婿の家を訪れました。そうして、少し事情があるから、結婚式を明日にしてもらえませんか、と頼みました。婿の牧人であるところの吹雪は驚き、それは受け入れられない、こちらには未だ何の仕度も出来ていない、葡萄の季節まで待ってくれ、と答えました。村正は、待つことは出来ません、どうか明日にしてください、と更に押してたのみました。婿も頑強でありました。なかなか承諾してくれません。夜明けまで議論をつづけて、やっと、どうにか婿をなだめ、すかして、説き伏せました。結婚式は、真昼に行われました。祝宴に列席していた村人たちは、陽気に歌をうたい、手を拍(う)ちました。村正も、満面に喜色を湛え、しばらくは、王とのあの約束をさえ忘れていました。祝宴は、夜に入っていよいよ乱れ華やかになりました。村正は、一生このままここにいたい、この佳い人たちと生涯暮して行きたいと願いましたが、わが身に鞭打ち、ついに出発を決意しました。歓喜に酔っているらしい花嫁に近寄り、
「おめでとう。私は疲れてしまったから、ちょっと眠ります。眼が覚めたら、すぐに市に出かけてきますね。大切な用事があるのです。私がいなくても、もうあなたには吹雪がいるのだから、決して寂しい事はありません」
花嫁は、夢見心地で首肯(うなず)きました。村正は、それから花婿の肩をたたいて、
「仕度の無いのはお互さまですよ。私の家にも、宝といっては、妹と羊だけです。もう一つ、私の弟になったことも誇ってくれるといいのですが」
花婿は少しだけ、照れているようでした。そして、出かけるときに持っていけ、と自分の肩布を村正にかけてくれました。
「必死に走りすぎて全裸にならないように気をつけろ」
「……そういうメタ発言やめましょうよ吹雪」
それから村正は笑って村人たちにも会釈して、宴席から立ち去り、羊小屋にもぐり込んで、死んだように深く眠りました。(つづく) たたむ
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「なんでもありません」村正は無理に笑おうと努めました。「市に用事を残して来たんです。またすぐ市に行かなければなりません。あす、姫時の結婚式を挙げます。早いほうがいいでしょう」
妹は頬をあからめました。
「綺麗な衣裳も買って来ましたよ。さあ、これから行って、村の人たちに知らせて来ましょう。結婚式は、あすだと」
村正は、また、よろよろと歩き出し、家へ帰って神々の祭壇を飾り、祝宴の席を調え、間もなく床に倒れ伏し、呼吸もせぬくらいの深い眠りに落ちてしまいました。
眼が覚めたのは夜でした。村正は起きてすぐ、花婿の家を訪れました。そうして、少し事情があるから、結婚式を明日にしてもらえませんか、と頼みました。婿の牧人であるところの吹雪は驚き、それは受け入れられない、こちらには未だ何の仕度も出来ていない、葡萄の季節まで待ってくれ、と答えました。村正は、待つことは出来ません、どうか明日にしてください、と更に押してたのみました。婿も頑強でありました。なかなか承諾してくれません。夜明けまで議論をつづけて、やっと、どうにか婿をなだめ、すかして、説き伏せました。結婚式は、真昼に行われました。祝宴に列席していた村人たちは、陽気に歌をうたい、手を拍(う)ちました。村正も、満面に喜色を湛え、しばらくは、王とのあの約束をさえ忘れていました。祝宴は、夜に入っていよいよ乱れ華やかになりました。村正は、一生このままここにいたい、この佳い人たちと生涯暮して行きたいと願いましたが、わが身に鞭打ち、ついに出発を決意しました。歓喜に酔っているらしい花嫁に近寄り、
「おめでとう。私は疲れてしまったから、ちょっと眠ります。眼が覚めたら、すぐに市に出かけてきますね。大切な用事があるのです。私がいなくても、もうあなたには吹雪がいるのだから、決して寂しい事はありません」
花嫁は、夢見心地で首肯(うなず)きました。村正は、それから花婿の肩をたたいて、
「仕度の無いのはお互さまですよ。私の家にも、宝といっては、妹と羊だけです。もう一つ、私の弟になったことも誇ってくれるといいのですが」
花婿は少しだけ、照れているようでした。そして、出かけるときに持っていけ、と自分の肩布を村正にかけてくれました。
「必死に走りすぎて全裸にならないように気をつけろ」
「……そういうメタ発言やめましょうよ吹雪」
それから村正は笑って村人たちにも会釈して、宴席から立ち去り、羊小屋にもぐり込んで、死んだように深く眠りました。(つづく) たたむ
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走れムラマサ(1)
村正は激怒しました。必ず、かの邪智暴虐の王を除かなければならぬと決意しました。村正には政治がわかりません。本当はわかるのですがこの設定ではわかりません。村正は牧人です。笛を吹き、羊と遊んで暮して来ました。けれども邪悪に対しては、人一倍に敏感でありました。
きょう未明、彼は村を出発し、野を越え山越え、十里はなれたこの壬生にやって来ました。村正には父も、母もありません。十六の、内気な妹と二人暮しです。この妹は、或る律気な一牧人を、近々、花婿として迎える事になっていました。村正は、それゆえ、花嫁の衣裳やら祝宴の御馳走やらを買いに、はるばる市にやって来たのでした。先ず、その品々を買い集め、それから都の大路をぶらぶら歩きました。村正には竹馬の友がありました。今はこの壬生の市で、悪魔の眼の能力を生かして石工をしています。その友を、これから訪ねてみるつもりなのです。歩いているうちに村正は、まちの様子を怪しく思いました。ひっそりしているのです。もう既に日も落ちて、まちの暗いのは当りまえなのですが、けれども、なんだか、夜のせいばかりでは無く、市全体が、やけに寂しいのです。ノーテンキと評されたことのある村正も、だんだん不安になって来ました。路で逢った若い衆をつかまえて、何かあったのですか、二年まえに来たときは、夜でも皆が歌をうたって、まちは賑やかであった筈ですが、と質問しました。若い衆は、首を振って答えませんでした。しばらく歩いて老爺に逢い、こんどはもっと、語勢を強くして質問を重ねました。老爺は、あたりをはばかる低声で、わずか答えました。
「王様は、人を殺します」
「なぜ殺すのです」
「人を、信ずる事が出来ぬ、というのです。人は倖せを望み続け、欲望が満たされなければ他人の倖せさえ奪う、醜い存在だと。そんな汚れた世界は無に帰すべきだと」
聞いて、村正は激怒しました。「呆れた王です。生かして置けません」
(中略)
竹馬の友、ひしぎは、深夜、王城に召されました。暴君の面前で、佳き友と佳き友は、二年ぶりで相逢うたのです。村正は、三日間の猶予のため身代りになってほしいと、友に一切の事情を語りました。ひしぎは首肯(うなず)き、
「私が処刑される側なんですね? する側じゃなく?」
「そういう原作準拠発言はほどほどにねひしぎ」
ともあれ、 友と友の間は、それだけでよかったのです。ひしぎは縄打たれ、村正はすぐに出発しました。初夏、満天の星でありました。(つづく) たたむ
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きょう未明、彼は村を出発し、野を越え山越え、十里はなれたこの壬生にやって来ました。村正には父も、母もありません。十六の、内気な妹と二人暮しです。この妹は、或る律気な一牧人を、近々、花婿として迎える事になっていました。村正は、それゆえ、花嫁の衣裳やら祝宴の御馳走やらを買いに、はるばる市にやって来たのでした。先ず、その品々を買い集め、それから都の大路をぶらぶら歩きました。村正には竹馬の友がありました。今はこの壬生の市で、悪魔の眼の能力を生かして石工をしています。その友を、これから訪ねてみるつもりなのです。歩いているうちに村正は、まちの様子を怪しく思いました。ひっそりしているのです。もう既に日も落ちて、まちの暗いのは当りまえなのですが、けれども、なんだか、夜のせいばかりでは無く、市全体が、やけに寂しいのです。ノーテンキと評されたことのある村正も、だんだん不安になって来ました。路で逢った若い衆をつかまえて、何かあったのですか、二年まえに来たときは、夜でも皆が歌をうたって、まちは賑やかであった筈ですが、と質問しました。若い衆は、首を振って答えませんでした。しばらく歩いて老爺に逢い、こんどはもっと、語勢を強くして質問を重ねました。老爺は、あたりをはばかる低声で、わずか答えました。
「王様は、人を殺します」
「なぜ殺すのです」
「人を、信ずる事が出来ぬ、というのです。人は倖せを望み続け、欲望が満たされなければ他人の倖せさえ奪う、醜い存在だと。そんな汚れた世界は無に帰すべきだと」
聞いて、村正は激怒しました。「呆れた王です。生かして置けません」
(中略)
竹馬の友、ひしぎは、深夜、王城に召されました。暴君の面前で、佳き友と佳き友は、二年ぶりで相逢うたのです。村正は、三日間の猶予のため身代りになってほしいと、友に一切の事情を語りました。ひしぎは首肯(うなず)き、
「私が処刑される側なんですね? する側じゃなく?」
「そういう原作準拠発言はほどほどにねひしぎ」
ともあれ、 友と友の間は、それだけでよかったのです。ひしぎは縄打たれ、村正はすぐに出発しました。初夏、満天の星でありました。(つづく) たたむ
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コーデの話
袖なしコート的ロングジレが流行ったらしい時期に、ガウチョ系のボトムと合わせたらこれはもうほぼひしぎなのでは??と思ってコーデアプリに登録しそれっぽい組み合わせを適当に作ってみたもの(実際に買ったわけではない)。
上はボトルネックのニット。全身黒より要所に白入れたほうがトータルのひしぎ感上がる気がする。
ガウチョの丈でちょっと迷いました。ひしぎの袴って立ってるときはアオリでなくても若干膝チラするのに、座るとかなり膝下まできてるよね(姐さんとの過去シーンとかお前の死の病の具合はどうだのとことか)。と思ったら先代謁見のシーンでは思いっきり膝出てますね。同じポーズで膝見えない場合(良いのですか時人の消息を~らへん)もあるので微妙。
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上はボトルネックのニット。全身黒より要所に白入れたほうがトータルのひしぎ感上がる気がする。
ガウチョの丈でちょっと迷いました。ひしぎの袴って立ってるときはアオリでなくても若干膝チラするのに、座るとかなり膝下まできてるよね(姐さんとの過去シーンとかお前の死の病の具合はどうだのとことか)。と思ったら先代謁見のシーンでは思いっきり膝出てますね。同じポーズで膝見えない場合(良いのですか時人の消息を~らへん)もあるので微妙。
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2012年10月の夢メモ再録
日記で「はじめてKYOキャラが夢に出てきた」って書いたんですが、実はその初出演キャラは歳子&歳世でした。壬生が攻めてくるんだかなんだかでその先鋒として歳子歳世コンビがやってくるという設定で、それに私が友達とふたりで立ち向かうのです。とはいってもまともにやりあったら瞬殺されて終了なので、なんとか穏便にお引き取り願うべく話し合いで解決しようとファーストフードの狭い四人席で対峙する、っていう謎展開でした。二次元キャラが夢に出てくるときって漫画絵なのか実写なのかが気になってたんですけど、いざ自分で見てみると絵とも実写ともいいがたい感じだった気がします。
キャラは出てこないKYO世界の夢ならもっと前に見たことあります。KYOの舞台から400年後ぐらいの時代設定で、いまや観光名所となった壬生へバスツアーに行く夢です。五曜星の屋敷(もちろん原作にこんな建物は出てこない)とかが普通に文化財になってるのです。そのツアーで行ったのはおそらく人気スポットなのであろうと推測される辰伶の屋敷とほたるの屋敷(並んで建ってる)でした。結構立派でした。屋敷の前がちょっとした堀になってて、そこにトレヴィの泉よろしく観光客がやたらコインを投げ込んでいました。
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キャラは出てこないKYO世界の夢ならもっと前に見たことあります。KYOの舞台から400年後ぐらいの時代設定で、いまや観光名所となった壬生へバスツアーに行く夢です。五曜星の屋敷(もちろん原作にこんな建物は出てこない)とかが普通に文化財になってるのです。そのツアーで行ったのはおそらく人気スポットなのであろうと推測される辰伶の屋敷とほたるの屋敷(並んで建ってる)でした。結構立派でした。屋敷の前がちょっとした堀になってて、そこにトレヴィの泉よろしく観光客がやたらコインを投げ込んでいました。
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2009年10月(冬コミ落選時)の小ネタ再録
にゃんこ一族はひしぎと吹雪の二人サークルです。甲斐・駿河の地元イベント中心に活動しています。ときどき江戸や大阪に遠征もします。ジャンルは当然ペットです。吹雪が文章担当、ひしぎが絵の担当です。吹雪の猫エッセイにひしぎが挿し絵入れたり実録漫画にしたりという具合です。
相方のひしぎは図鑑かよ!というくらいリアルな細密画しか描けないのですが実は吹雪はそれがちょっびり不満です。もっとファンシーで可愛い感じの絵柄がいいのです。でも「もっと可愛らしく描け」と試しに言ってみたところそのリクエストにこたえようとしたひしぎの芸術が爆発してしまった前例があるのでもう半分諦めています。
(プリクラがあるあの世界に同人誌即売会があってもさして驚かない…)
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相方のひしぎは図鑑かよ!というくらいリアルな細密画しか描けないのですが実は吹雪はそれがちょっびり不満です。もっとファンシーで可愛い感じの絵柄がいいのです。でも「もっと可愛らしく描け」と試しに言ってみたところそのリクエストにこたえようとしたひしぎの芸術が爆発してしまった前例があるのでもう半分諦めています。
(プリクラがあるあの世界に同人誌即売会があってもさして驚かない…)
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2008年12月の小ネタ再録 けんじゃのおくりもの
とある年末。太四老ひしぎは、日ごろ世話になっている友だちの吹雪に早めのお歳暮を贈ろうと考えました。そしてそのころ太四老吹雪も、友だちのひしぎに対して同じことを考えていました。しかし、私財をなげうって壬生につくしてきた彼らには、実は自由になるお金があまりありませんでした。
そこで、ひしぎは先代からもらった舶来の懐中時計(今調べたら懐中時計の発明は1675年らしいがそこは気にしない)を売りはらって、吹雪のために特注の櫛を買うことにしました。
一方そのころ吹雪は、ひしぎの金時計につける鎖を買うために自分の髪をばっさり切って売っt
(相手のことを思いやるあまりにうまくいかなくなっちゃう感じがこの二人に合ってるかなーと思って考えたんだけどやっぱ無理だったよ…)
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そこで、ひしぎは先代からもらった舶来の懐中時計(今調べたら懐中時計の発明は1675年らしいがそこは気にしない)を売りはらって、吹雪のために特注の櫛を買うことにしました。
一方そのころ吹雪は、ひしぎの金時計につける鎖を買うために自分の髪をばっさり切って売っt
(相手のことを思いやるあまりにうまくいかなくなっちゃう感じがこの二人に合ってるかなーと思って考えたんだけどやっぱ無理だったよ…)
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2008年1月の小ネタ再録
原作にもあった実験道具に八つ当たりしている場面を、ある日ひしぎは吹雪に見られてしまいます。しかしひしぎとしては荒れてるところは吹雪には見せたくなかったので(自分のせいでひしぎが苦しんでいるのではないかとか吹雪が的外れなことを気にしてしまうからです)、その場はなんでもないとごまかします。しかし今度は積み上げた瓦を吹雪がチョップで叩き割っているところをひしぎが目撃してしまうのです。
なんとなく気まずい雰囲気が流れ、たっぷりした沈黙ののちにひしぎがもっと明るいやりかたで鬱憤を晴らしましょうと言い出します。
太四老権限的なものを行使して陰陽殿でいちばん長い廊下を封鎖し、大の男二人が黙々とドミノを並べます。ひたすら並べます。途中で蛇行させたり柱の周りを回ったりしながら長い長い列を並べます。ひたすら並べます。そして、お前がやれいえ吹雪がしてくださいの攻防の末、折れた吹雪が最初の一枚を倒します。
一大スペクタクルな感じでそれは見事に全部倒れたドミノを再び黙々と片付け、二人はほんのちょっとだけ微笑みあってまたそれぞれの仕事に戻るのです。
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なんとなく気まずい雰囲気が流れ、たっぷりした沈黙ののちにひしぎがもっと明るいやりかたで鬱憤を晴らしましょうと言い出します。
太四老権限的なものを行使して陰陽殿でいちばん長い廊下を封鎖し、大の男二人が黙々とドミノを並べます。ひたすら並べます。途中で蛇行させたり柱の周りを回ったりしながら長い長い列を並べます。ひたすら並べます。そして、お前がやれいえ吹雪がしてくださいの攻防の末、折れた吹雪が最初の一枚を倒します。
一大スペクタクルな感じでそれは見事に全部倒れたドミノを再び黙々と片付け、二人はほんのちょっとだけ微笑みあってまたそれぞれの仕事に戻るのです。
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